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生ゴミ処理槽TRASH

取り扱い開始
1.はじめに-生ゴミ処理装置の開発の意義- 6.操作条件について
2.生ゴミ処理方式の分類と処理特性 7.臭気対策について
3.生ゴミ分解の原理 8.メンテナンス上の諸問題残滓の処理など
4.処理装置の分類と特徴 9.おわりに-小型生ゴミ処理装置の困難と魅力-
5.処理性能の指標

7.臭気対策について
 生ゴミ処理装置における苦情でもっとも多いのは、悪臭の発生である。生ゴミは腐敗しやすく、ほんのわずかな操作ミスで ただちに悪臭が発生するからである。
 脱臭対策としては、活性炭その他は吸着剤を用いるのが最も簡易的な方法であるが、湿度の高い排気を通じることや交換ま での寿命が短いことなど、多くの弱点を抱えている。吸着剤に固体でなく液体を用いても、事態はさほど好転しない。脱臭を 本格的に考えるのならば、何らかの酸化触媒を用いて、悪臭物質を酸化分解するのが最も早道であろう。大型の装置であれば 、ガスを用いて燃焼させる手もあるが、家庭用では難しい。オゾン発生器を用いる方法は、分解できる悪臭物質が限定される ことと、オゾン発生器の寿命が短いことが致命的な欠陥となっている。結局、できるだけ低温で悪臭物質を酸化分解する以外 にはなく、そのための触媒捜しが技術的課題と言える。筆者らが試用した酸化触媒では、最低350℃の温度が必要で、排気 を昇温するヒーターが300W以上になることが判明して、使用を断念している。より低温で分解が行える先触媒め使用も検 討されている。
 しかし家庭用の生ゴミ処理機では、必ずしも脱臭装置を付けなくとも操作可能なのではないかと、筆者は考えている。これ までの経験では、操作が順調な場合には、臭気がさほど気にならない程度に抑えられることが多く、ベランダなどの屋外装置 の場合には、十分実用に耐えられるのではないかと考えるからである。この場合、先に述べた装置の制御が大切で、しっかり としたモニタリングと的確な制御により安定した生ゴミ分解が行えるならば、特別な臭気対策が不要になると考えられ、その 可能性は追究に値する。
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